あけましておめでとうございます2012/01/03

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。



 今年の特筆される作曲家ではドビュッシー(生誕150年)が筆頭だろうか。ジョン・ケージ、ジャン・フランセ、ナンカロウ(生誕100年)、イベール、アイアランド(没後50年)あたりも演奏される機会が増えそうである。個人的に興味があるのはヤン・ドュシークとヨゼフ・ヴェルフル(共に没後200年)。ドュシークはハイドンに絶賛されたという作曲家、ピアニスト。マリー・アントワネットの寵愛を受けたそうだが王妃の首を刎ねるギロチンの描写もあるソナタを残している。
 ヴェルフルはベートーヴェンの好敵手であり長身に加え美男子で当時はベートーヴェンを超える人気があったという。
 ベートーヴェンから初期ロマン派への変遷期を担った作曲家は以前から興味があるので取り上げてみたい作曲家である。

今年も終わり2011/12/31

 2011年も残るところ6時間ほど。

 今年演奏した作品の中ではベートーヴェンのチェロソナタ3番作品69が弾き応えのある作品であった。振り返ればこの1年ベートーヴェンは「月光」「テンペスト」「熱情」を弾いている。意外にドビュッシーをあまり取り上げなかった。

 10月にパイオニアのLDプレーヤーをオークションで購入したがソフトの方もオークションを覗いていると面白いものが散見される。昔高額で手が出せなかった「グレン・グールドコレクション」も安価で購入。最近では1989年の「クライヴァーン・コンクール」のドキュメンタリーを入手。在りし日のスルタノフの勇姿を見る。

 来年はどんな本や曲に出会えるだろうか。