ジェフリー・チャペルのジャズソナタ2012/01/06

 ジェフリー・チャペルによる「ジャズソナタ」は自演盤がCentaurから出ている。複雑という印象は受けないもののそれなりに楽しい作品に纏まっている。他にも「メランコリー・ムーン」「無言のポップソング」などはアンコールにぴったりの小品であろう。「無言のポップソング(Pop Songs Without Words)」は言うまでもなくメンデルスゾーンの「無言歌」のパロディ(メロディーそのものをパロディにしている訳ではない)。
 楽譜を付き合わせて聴いているとそれほど難しいとは思われないのだけれども、実際に演奏すると記譜上のリズムは聴くほどに単純ではない。ジャズ系クラシック作品を演奏する際リズムは特に細心の注意を払うべきでメトロノームで緻密に練習する必要があるだろう。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://pianospace.asablo.jp/blog/2012/01/06/6280767/tb